東経大ワンゲル監督のブログ

東京経済大学ワンダーフォーゲル部、木俣監督のブログです。

平成23年8月11日 富士山登山

平成23811日 富士山登山

 

 愚息と山に登るのも久しぶりである。小6になる長男もそろそろ本格的な山でもよかろう。日本一となれば格別である。節電の夏にぴったりで涼しいぞ。そして夏休みの自由研究にもなるぞとの誘いに軽くのってきた。御来光登山が当たり前となっている富士山であるが、やはり明るい内に登るのがよろしい。安全だし、寒くないし(夏でも富士山は寒いぞ。)

 前夜のうちに、須走口駐車場まで入るが、駐車場は満杯で路駐で車はあふれている。このことはガイドにも書いてあるし、ある意味黙認なのだろう。登山口から10分程度まで下りてしまうがしかたない。2人車中泊の人となる。

 夜が明けて歩き出す。土産物屋で杖を購入し、頂上では焼印を押して記念品となる。五合目から順調に高度を上げていく。自由研究の一課題として高度による温度変化を実測することとした。(100メートル高度があがることで0.6℃下がるという)同時刻で下界と比べようというわけだ。結果から言うと、富士山といえども直射日光下では、気温も上がり30℃に近い。予想どおりとはいかなかった。ただし、山小屋日陰においては17,8℃を示しそれなりに体感できた。9合目を超え頂上間近になると、息子は頭が少し痛いと言い出した。定番どおり高山病か。無理をせずゆっくり、水分をたくさんとって出発した。昼には無事須走口頂上に到達した。元気のない息子を置いて、一人お鉢巡りをして剣が峰を踏んできた。

 下山は、一部砂走りを通るので早い早い。下りは僕より早く駆け下りていく。五合目に着くと二人でコーラを飲み乾杯とする。この後は温泉にも入り汗を流し、帰路に着いた。

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